キャンプ3日目の朝に起きた悲劇。
写真を撮ったときに書き込みがうまくいかずにSDカード内でエラーが起きたのか、SDカードのロック機構読み取り部分が物理的に故障したのか。
なにしろ山の上で事件が起きたから、その日は原因究明もデジカメ撮影も諦めた。
原因の推測
文面どおりに捉えるなら後述しているSDカードの物理的なロックが原因だが、今回はそうではない。
撮影後の写真データ書き込み不良が起きて、そのうしろのセクターに書き込もうとしてもうまく書き込みができず読み込みにもエラーが起きている。少なくともカメラの読み書きプロトコルはそういう判断をしている。
データ破損以前に撮影した写真はPCで読み込めたのでその説が濃厚だと思う。
対策としては、予備のSDカードを持っておくこと。根拠はないけどできるだけ書き込み速度が速いほうが良いかも。RAW撮影していると、データ量も大きくなりがちなので持っておいて損はないだろう。
と、検索ヒットしやすい記事っぽいので結論を上に持ってきた。
このエラーの場合ならカメラ側に問題はない。
ファイルシステムのエラー
帰宅してからいろいろ確認してみると、やっぱり書き込みエラーで写真データに破損があったっぽい。
というのも、PCのLightRoomで写真を保管してるんだけど、JPG+RAW書き出しに設定している都合、RAWだけ選択するのがちょっとめんどくさいってことで、お手製のバッチでSDカードからファイルをコピーしていると、コマンドプロンプト上で以下のエラーが発生。
SDカードを確認してみると、P8270105.ORFっていうオリンパス製RAWファイルがあって、開こうとするとデータが破損しているとのこと。
で、何故かそのファイルを削除してもゾンビのごとくフェニックス。
幸い他の写真は特にエラーもなく保管もできたので、カメラ側でSDカードを初期化してみると無事に写真が撮れるようになった。
どうしてこうなった?
データ破損ではあったものの、肝心な原因の推測が難しい。
例えば、写真を撮ってからあまり間を空けずに電源をOFFにしたとか。
ファイル書き込みが終わらずに電源が切れてデータが破損した可能性がありそう。
3日行程でバッテリーに不安があって、無意識にそういう操作をしてたかもしれない。
今回は違ったけど、SDカード本体の左側にある切り欠けのところにLock機構が備わっていて、スイッチを下側にスライドさせると読み書きができなくなる。
写真では下にスライドしているのでこの状態だとロックがかかるが、発症当時はロックはかかっていなかった。
カメラ側でその機構を読み取る部分がなんらかの衝撃でいかれてしまったのかと、せっかくのキャンプ中に不安になってしまった。気に入ってるカメラだからほんとに無事でよかった。
キャンプについては別途更新予定