うなぎ美味し浜松。
ではなく、成田で食べた。
土用の丑の日
土用とは、
「土用」とは五行思想に基づく季節の変わり目を意味する雑節(ざっせつ)で、四季の四立(立春、立夏、立秋、立冬)の直前の約18日間を指す。「丑の日」は十二支(干支)に基づく日付のことである(干支紀日法)。このため、夏以外の季節にも土用の丑の日は存在するが、一般には夏のもののみを指す。
土用の丑の日になることがある日は、夏の土用になることがある7月19日 - 8月7日である。毎年夏の土用となる7月19日 - 8月7日は、いずれも等しく12年に1回の割合(12年間隔という意味ではない)で土用の丑の日となる。
とのこと。まぁ、いつ食べても同じだよね。
ってことで、うなぎ屋もこの日は混むだろうと思って、違う日付の7/9に訪れたら奇しくも成田祇園祭の期間と被って結局は混んでいた。
SDGsって、つまるところはイキすぎた資本主義のスケープゴートで、それ自体も資本主義の活動の一環だと思っているから個人的には一線を引いている。
うなぎは美味しいけれど、うな重一杯が4,000~5,000円ぐらいだとすると、同じ額を出して食べるビーフのほうが圧倒的に美味い。
費用対効果で測れば、「牛>>>>>うなぎ」なのは間違いない。
土用の丑の日っていうイベント感が僕にうなぎを食べさせているだけで、好きと言うよりは記念に食べているのであって、「土用の丑の日=うなぎ」っていう紐づけがなければうなぎなんて食べてないだろう。
聞けば、うなぎは絶滅の危機に瀕しているらしい。
この日もうなぎ屋には長蛇の列。整理券を配って何時間待ちって店もあった。
スーパーに行けば、うなぎのかば焼きがパックに詰められぎっしりと陳列されている。
SDGsへの取り組みを謳う企業スーパーでもこの状況は変わりない。
どんだけ高尚な目標を掲げようとも、ストローをプラ製から紙製に変えて、レジ袋に値段を付けてエコバッグを販売するだけでやってる感が出るし、客側もそれに納得している。
環境をコントロールできると考えることすらおこがましいが、実際には環境をよくしようだなんて誰もこれっぽっちも思っていないのだ。(活動家の皆様、ごめんなさい)
と、土用の丑の日も過ぎ、あの日食べたうなぎの味を脳内再現しながら、ふと思った次第。
てな具合でSDGsはどうでもいいんだけど、登山に行けばゴミは家まで持ち帰るし、その場その場で現状維持の考慮はしているつもり。
どのみち人が何かしらの活動をすれば、それはある環境にとって全て少なからずマイナスにしかならないわけで。
来年の今ごろはうなぎを食べに浜松に出かけているかもしれない。
華やコーヒーショップにて